食文化 パン

緑色のスーパーフード!かぼちゃの種
キュルビス Kürbiskernebrot

昔からドイツやオーストリアでは、ビタミンなど欠如しやすい栄養素を摂取するために、パンに穀物や植物の種を練りこむという生活の知恵がありました。キュルビスも、そんな知恵から生まれたパンです。

キュルビスとはドイツ語でかぼちゃのこと。日本でかぼちゃといえば、黄色い身の部分が主に食べられますが、オーストリアでは種のほうが珍重されています。とくにエーデッガー・タックスの故郷グラーツはかぼちゃの種の名産地として知られ、種ために栽培する品種もあるほど! 濃いエメラルドグリーンをした種は、リノール酸をはじめとするオメガ3脂肪酸やビタミンE、鉄分などが豊富で、美容やアンチエイジングに効果があるといわれています。パンやクッキーに入れたり、粉にひいてケーキにしたり。また、種を絞って作った「キュルビスオイル」は「緑色の黄金」とも呼ばれ、近年はスーパーフードとして注目を集めています。

エーデッガー・タックスのキュルビスは、ライ麦が入った生地かぼちゃの種をたっぷり練りこんだハード系のパン。ゴマに似た深い香ばしい薫りと、サクサク軽い食感が特徴。薄めにスライスしたところへバターやクリームチーズをたっぷり塗れば、独特の薫りがさらにUP! ライ麦の配合が少なめなので、ハード系の中でも比較的口どけが良く、どなたでも美味しく召し上がれます。